第4章

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皆それを聞きざわめいた。 今度はどのくらいもつかな、かわいそうに、など日向が不安になるような反応が返ってきた。 鈴下は「まずい!」と思いざわめきを消し去るように大きめな声で 「よろしくお願いします」 と言って場の雰囲気を変えた。 そうすると生徒たちは自己紹介をするものが現れはじめた。 まず桜井まりこが 「わたし!桜井まりこです。よろしくお願いします!」 と自分の存在をちゃんと日向に認識させようと挨拶した。
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