プロローグ

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「暇…だな、することはない。」 「じゃあ、久々に勉強しに来ない?」 好きではないと言っている割に、中二の頃は吉弥の家によく勉強しに行っていた。 「ああ、いいんじゃね?」 適当に応答すると、へにゃ、と表情を崩して笑った。 お 久しぶりだな吉弥のこんな顔。 ……なんか俺、すげえ吉弥観察してるやつみてえ。
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