揺らぐ

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そう言うと松倉は立ち上がり、 「中山さん来たみたい…」 駅の前の道に中山さんらしき人が立っていた。 「本当だ…」 松倉は、私の前にしゃがんだ。 目が合う ドキンッ… 「須山さん…本当に中山さんがいいの? 」 えっ、 ズキンッ… 胸が張り裂けそう… 「……。」 私は、何も言えなかった。
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