消せない思い

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「本当に中山さんがいいの?」 はっ!? 俺、何言ってんだよ… 須山さんは無言。 だよな。俺なんかにそんな事聞かれて 驚いてるよな。 「じじ、じゃあ、中山さんが来たから俺、行くから。」 と、立ち上がりろうとした時… 須山さんがスーツの裾を掴んだ。 えっ、 「須山さん…?」 須山さんは、俯いていた。 怒った? 「ごめん。えっ、と、へ、変な意味じゃあないよ………中山さんは、その……色んな…」 「僕が何だって。」 ゲェ!!…… 気づかない間に中山さんが側まで来ていた。
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