エピソード3~前編~

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「そうよ!美琴ちゃんが代わりに――」 「嫌です」 美琴は雫に対して言い放った。 「なんでなの!?」 「雫さんと違って、私はまだ学生なんです。社会人とは違うんです」 「でも、子供同士の方が話しやすいと思うんだけど…」 「高校生と六歳の子供で話しやすいとは思いませんが…」 「大人と話しても話しにくいと思うけど…」 「…だったら2人でやれば良いじゃん」 2人で言い争っていると、女の子と遊んでいた歩が呆れたように言った。 「「…………」」
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