旅は道ずれ世は情け

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「光季起きてよ遅刻するよ?ねぇ早く」 「ほら起きたまえ光季君。キスしてしまうぞ?」フフッ 光「起きた。マジ起きた」 「なんだつまらないな」 祐「………またか」 どうも朝っぱらからテンションドン底、絶不調な私こと桐山祐哉(キリヤマユウヤ)です 祐「はぁ…ゆっくりねれやしねぇ」 朝から重たい体を引き摺り朝食を食べ学校の準備をする 祐「はぁ……行くか」 ダメだテンションが上がらなすぎて草がはえん さっさと出て学校へ着いてしまおう そう心で呟きドアを開ける ガチャ 光「あ、祐哉おはよう!なぁ一緒にいこうぜ!!」 輝かんばかりの笑顔で挨拶してくるこいつ そう残念なことに幼馴染みなのである 名前は橋本光季(ハシモトコウキ)成績優秀スポーツ万能おまけにイケメンでとびっきりのリア充で鈍感 何故だかこいつは俺を親友だという
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