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声をかけました。
起きません。
身体揺らしました。
目、半分だけ開けてくれました。
「何?」
機嫌の悪い寝起きの声です。
夜中なので仕方ないのですが、起きてもらわないと…
あんまり長く話すのは気持ち悪いから避けたくて、シンプルに…
「隣の部屋で寝てくれない?」
「は?なんで?」
…シンプル過ぎたらしいです。
「私が気持ち悪いから」
「寝てればいいのになんで?」
「母親が来てくれるから、病院行ってくるから」
結局、全部言う事になりました…
こんな時間に病院行くなんて、そんなにひどいのか?大丈夫か?
なんて言葉は期待してはいけません。
そう、この時の旦那の名言は…
「だからって起こさなくてもいいのに、面倒くさいなぁ…」
でした。
そう言いながら、部屋移動してくれる旦那様、なんて優しい人…なんでしょう…ね?
結局、点滴打って、薬もらって帰ってきました。
原因は旦那の実家からもらったカレーでした。
申し訳ないけれど、この日から私旦那の実家のカレー、食べられなくなりました。
食べちゃいけないって事ではなくて、単に怖いからです。
同じ物を食べたはずの旦那はいつもと変わりありませんでした。
なんで??
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