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目が覚めるとそこは一度行われた特殊イベントの洞窟だった。
「とりあえず容姿を確認しておかないと」
腰に着いているポーチから手鏡を取り出す。
「初期設定から大分変わってるな。白髪にスカイブルーの瞳で片目は眼帯かよ」
次にステータス画面を出すために手を前に突き出し横に振る。
ブン!
鈍い音と共に緑色の画面が現れた。
そこには神が言っていた通りのステータスがある。
その他に名前と職業や種族、年齢とレベルが載っていた。
更に俺はパネルをタッチして詳細を見る。
そこにはスキルとスキル熟練度、固有魔法が載っていた。
「劣化魔法模写と神器製造?神器製造はたしかあらゆる武具を造れるスキルだった筈だが……こっちのスキルは聞いた事がないな」
片方は加治屋にとって最高のスキルだからいいか。
因みに固有魔法、スキルは運が高くないと滅多に出ない。
全ての振り分けポイントを運に注ぎ込んで転生すると千分の一くらいの確率で出現する。
つまりこの世界で持ってる奴は滅多にいないのだ。
「此処なら俺のギルドがある王国が近いな。何時までもいたらイベントに巻き込まれるし」
ギャオオオ!
フラグ回収早過ぎねえか?言ったそばからイベントボスに遭遇とか鬼畜www
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