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胸まである黒髪を方耳の下で1つにまとめて。
化粧なんて全くしてなくて。
制服も、着崩さずにきちんと着て。
視力が悪くて、でもコンタクトは怖くて、眼鏡を愛用。
そんな地味な見た目の私。
クラスメイトは皆華やかな人ばかりで。
誰も、私なんかに見向きもしない。
…と思っていたのに。
ある日、私に用事以外の事で話しかけてくる人が現れました。
近江 陽大(オウミ ハルト)くん。
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