序章

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雨斗専用機『アルテミス』 双眼型ヘッドで、黒いボディカラーで発光部や間接部は赤く輝く。 ブースターは翼のようにしまわれていた。武装は一般的なサブマシンガンとブレード、手甲部にはブレードが格納してある。 直哉専用機『神無月』 同型機だが、カラーリングは青を主調とした色合いで、ヘッドにはバイザーが取り付けられ、背部には専用特殊武装が取り付けられていた。 アカネ専用機『桜花三式』 同型機であるが此方は全てをアカネ一人が作り、カラーは桜色で発光部は紫色に輝く。ぶっちゃけ『アルテミス』と『神無月』を作ったのは彼女であるのでこの機体がオリジナルになる。 各自パワードスーツを着ると胸部にあるコックピットを開き、搭乗する。 ヴゥンと各機体の眼が光り、起動する。 カタパルトに移動する。 そして『アルテミス』が最初に射出された。 「そういえば、僕らのベースは何処に有るんでしょうかね?」 「さーね?」と射出された直哉が答える。 「多分、『アルマス』私達を探していると思う。私達の『レギスト』の反応で向かって来ると思う。」 なるほど、流石ヤクルト・・・もといアカネさん。 地空母艦『アルマス』はこの世界の家であり、拠点である戦闘母艦で、これも彼女独自の設計であり、彼女が作ったオリジナルだ。 時々何者だろうと考えてしまう。 「このまま村に向かうよ。」 「「了解」」 三機の機体は真っ直ぐ村に向かった。 
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