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ー第四章ー文化祭終了…
文化祭が終わってまだ城美月さんの感触が残る中…
「打ち上げ行く?」
城美月さんが唐突に声を掛けてきた。
文化祭のあとの打ち上げは定番中の定番だが、僕はあまり行く気になれなかった。慣れない劇の後だからかとてつもなく疲れていた。
「やめておく…」
「あ、そう?じゃあ彪氣くんが行かないなら私も行かない。」
その時は、何とも思わなかったがよく考えれば変だった。何故僕が行かないなら行かない?とりあえず家に帰った。
眠い、
とてつもなく眠い…
いつの間にか寝ていたらしい。起きると目の前に城美月さんが立っていた。ただし、手にとても鋭利なナイフを持って……
「あら、彪氣くん起きちゃったの?」
城美月さんは僕を見て笑った……
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