二日目

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輝く程の金髪に、鋭い目付き、ピアスの数も学生だった頃よりかなり増えている。 相変わらずイカついのは変わってないのね。 「あは、留美子ちゃん久し振りぃ。元気だったぁ?」 龍平を隣のテーブルに追いやり、あゆみの隣には武司さん、私の隣に結子さんが座り、龍平が頼んだトリプルチーズバーガーを口に運ぶ武司さん。 「おう、結子。池崎の野郎が奢ってくれるってよ。食え」 哀れ龍平……。 お金を使い果たしたのか、注文もせずに今にも泣きそうな顔で私を見ている。 「えへへ。結子さんが何か知ってるかと思って、私がメールで呼んでおいたんだ」 大好きなお兄ちゃんが隣にいて、顔がゆるみっぱなしのあゆみ。 「くっ!余計な事を……」 「あ?何か言ったか?池崎」 心の声が漏れてる漏れてる! いくら龍平に腹が立っていても、武司さんにボコボコにされたら、流石に可哀想だと思うよ、私だって。 「それでぇ?私に聞きたい事ってなぁにぃ?」 トリプルチーズバーガーを、物凄い勢いで食べ尽くした結子さんが、あゆみに視線を向ける。 そう言えばこの人は、痩せてるのに大食いだった。 変な所に感心しながら、私はあゆみが説明してくれるのを待った。
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