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自宅に戻り、荷物をある程度片付けて、
悠輔が煎れてくれたコーヒーを飲みながら、ソファーでくつろぐ。
隣に悠輔がいるのが本当に嬉しい。
悠輔の肩に頭を預ける。
『お腹すいたね。何か作ろうか?』
私の言葉にニヤリと笑い、ずっと食いたかったものがあるといい、
寝室に連れて行かれる。
素直に付いていく私を不思議そうに覗き込んだ。
『抵抗しないの?』
そんな事を聞いてくる、悠輔の耳元に背伸びで近付き囁いた。
『私も悠輔が欲しい。』
『おまっ!・・それ反則。』
動揺して口元を手の甲で隠してる。
顔も真っ赤だし。
悠輔、可愛い。
ニヤニヤしてる私を乱暴にベッドに押し付け唇を重ねる。
久し振りの悠輔の感触に頭がクラクラしてくる。
徐々に深くなる口付けは角度を変えながら、私の中から溶かしていく。
首筋、鎖骨、胸に落ちていく唇は熱っぽくて、でも大切なものを扱うように
優しく包み込まれる。
『悠・・輔・・好き・・・。』
思わず漏れた言葉により一層、優しい目を向け
『俺も・・・美咲が・・好きだ。』と言ってくれた。
悠輔に揺らされ、突き上げられ、そのたびに私の心はあなたで一杯になる。
行為が終わり寝息をたてている、悠輔の頬に触れる。
私を離さないように絡みつく腕が愛おしい。
『もうどこにも行かないよ。』
そっと呟いて瞼に唇を落とす。
悠輔、私を見つけてくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。
ずっとあなたの隣に居ることを誓うよ。
悠輔、愛しています。
end
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