人気者な彼

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見た目からは想像できないくらい、将棋がうまかったらしい。 私には正直、全く分からなかったけど… 周りの先輩たちが 「うまいね~」 と、言っていた 必死に教わっても、私には将棋は皆無だった。 気づけば、部活終了時間 良かった~。と思った 「今日は、ありがとうございました。」 頭を下げながら、言うと全く返事になってない返事が返ってきた 「…高槻さんさ、俺には敬語使わなくていいよ」 「へ?」 「俺、敬語苦手だから。だから、次からは高槻って呼んでいい?」 「それは、いいですけど…」 「ほら!敬語!次からは、罰金取るよ?あ!俺のこと呼び捨てにして」 「は…うん。」 危うく『はい』と言うところだった。
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