コーヒーの彼の正体は

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「……」 あの鋭い視線、どこかで…? 「……!」 まさか。 あの最低な夜、 私を見下ろしていた、あの目? いやいや、勘違いだ。 こんな場所にいるはずがない。 でもかなり離れた距離なのに、 真っすぐ向けられた彼の視線に ぶつかった瞬間、 他のものが消え去ったように、 私は完全に停止してしまった。 プレゼンが立ち往生していることにも気付かずに。
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