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各国の代表が集まって会議をしていた所に、そいつは現れた。
「ヒャッハハ。無知共がどれだけ話し合っても意味ねーっつーの」
全身を覆う黒いマントに身を包んだそいつは、開口一番そんなことを言った。
「な…、誰だ貴様!?警備は何をしている!!」
「あーあー、あんま喚くなや。耳障りだっつの」
そう言ってそいつは、近くに居た人を指で弾いた。
それだけで、弾かれた人は壁まで吹き飛んだ。
「誰かが喚くごとに一人づつ飛ばすからな」
「………っ!!」
静かになった。
「ん、案外物分かりいいじゃねーか」
言って、飛んでいった人の席に座る。
「さて、無知なお前らに今起きている事の説明をしてやるよ」
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