アヤコ☆マギカ

3/6

5人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
「やぁ、綾子。気分はどうだい?」 「あまりいいとは言えないね。あの後、酒なんか飲むんじゃなかった…」 戦闘後、綾子は自室に戻り酒盛りをしていた。 「あー…頭痛ぇ…」 「君たち人間は訳がわからないよ。苦しむとわかっていて、そんなものを飲むなんて」 「ちきゅーがいせーめーたいにゃ、このよさはわからんだろうよ」 白い動物が首を一ふりして、その場から消え去る。 綾子は過去を思い出していた。 自らの過去を。 綾子が彼(?)と出会ったのは、綾子が十六の時のことだった。 「僕と契約して、魔法少女になってよ!」
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加