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店長「優ちゃ~んそろそろあがりだよ」
優「は~い」
やっと終わったぁ~
今日はいつも以上にハードだ
帰って即爆睡だろうなぁ
優「じゃ、お疲れ様で~す」
店長「はぁ~いお疲れ様」
ガラガラ
!?
大聖「さ~びぃ~」
店のすぐ横にいたのは
あの男だ
ひっつっこ
大聖「よっ…よぉ、おせえよ」
優「は?意味わかんないし
てかなんでいんの?」
大聖「あ?なんかスキッとしなくてさ」
優「いやいやもっと意味わかんない」
なにこいつ?
あんないざこざだけでここまでひつこいなんて…
ヤクザってこんな小さいんだ
大聖「てか本当さっきは悪かった」
え?なんなのよコイツ
わざわざそんなくだらない事
言いにずっとこんな寒いなか居たわけ?。
ありえない
あたしはコイツの存在が
全く理解できなかった
大聖「あ、あのさ…金で解決しようとしたのは悪かった、ごめん
だから違う形でちゃんとお礼してぇんだ」
優「い、要らないわよそんなの
だいたい違う形のお礼てなによ」
大聖「ん~~、デート ハハハッ」
優「無理」
大聖「はい。」
え~~女食いの大聖様が
女にデートごとき断られちまったよ!
んだ?なんか、胸が熱いぞ
悲しいじゃねえかコノヤロー
こ、こんな気持ちは初めてだ
女に振られてもこんな感情になった事なんて一度もねえのに
くそっ
こんな小娘一人に
優「え?なに泣いてんの?」
大聖「あ?…なっ泣くわけねぇだろ」
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