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ハァァァ?
誰のせいだあ~~~!!
「店長、休憩しましょ?
なんとかなりますよ!他の店舗の人が探しにくるとか?」
かのんはぺろっと舌をだした。
ここまでくると怒る気もなくなる…
なるようになるか…
辺りはもう暗い。やたら動けばまた危険な目に合う。
諦めて路地に崩れるように座り込んだ。
腹へった…
こうしていると昔の記憶が蘇る…
一人ぼっちの部屋
狭いのにどこまでも続くかと思う…
ただ時計の音だけがカチカチ響く。
お母さん、寂しいよ…
早く帰ってきて…
リョウタはいつのまにかウトウトしていた。
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