出会い

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でもありがたい! せめて安全な所で寝たい。 有り難くおじさんの所に世話になろう。 でも信じていいのか… こんなんでもかのんも女。 襲われて責任とれだなんて言われたら… ブルブルと首を振る。 「ははは、取ってくいやせんよ、仲間が沢山いるから、心配せんでええよ。」 少し大阪弁まじり?のおじさんを信じてみるか… このままじゃどっちみち安全はない。 「私はジェームズ、こちらは友達のアランだ。」 よく見たら暗がりにもう一人立っていた。歳は俺より少し上かー。 アジア系アメリカ人だ。 アランはぺこりとお辞儀をした。 「牧田、起きろ、親切な人達が今日の寝床を貸してくれるぞ!」 「ん…ラーメン、餃子…もう一丁!」 こいつ寝ぼけてやがる。
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