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――――…
――…
「え?純くんが?」
昼休み
あたしは結衣に、昨夜のメールの事を話した。
「うん。でも記事更新した覚えないって…。」
確かに純からのメールには書かれていた。
「何それ…純くん以外誰が更新すんの?
あんな細かに誰が知ってんの?」
結衣がそう思うのは当たり前だよね。
あたしも同じ意見だ。
「分かんない…。」
俯き、呟く。
あたしの様子を見て、結衣が言葉を続けた。
「だよね…恭子にも分かんないよね…。
ごめんね?
でも…なんかモヤモヤする。」
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