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なんだかとても嫌な予感がする。
あたしの知らないところで、何かぎ動き、何かが起ころうとしてる。
つい考え込んでしまい電話口で無言になるあたし。
「おーい、聞いてる?」
充くんの声でふと我に返る。
「あ、ごめん。
ちゃんと聞いてるよ?」
「つかさ、あのブログさぁ。
恭子の彼氏じゃないなら……やばくないか?」
「うん…純はおかしいよ…」
狂ってる。
はたからみたら純の彼女はあたし。
あのブログを見たら絶対にそう見えてしまう。
「……恭子さ?
俺と付き合わねぇ?俺が守ってやるよ。
返事はまだいいから考えてみて?」
充くんはそう言って電話を切った。
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