腐れ縁が大天使でした…ってマジか?

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「ねぇねぇ、聞いてくれよっ。オレ…実は天使だったみたい!!」 「そうか………は?」 何故か小、中、高共に被り、気付けば主人公、謝花 頼久の自称相棒だとか呼ばれている奴、宮森 千足。 厳しく、近寄りがたいと言われがちの頼久の連絡係として勝手に活躍している千足に、頼久は苛立ちを隠そうともせず、邪険にしていたが相手は何のその。 気付けば勝手に傍に居て、登校も、部活も、帰宅も一緒。 どうしたらコイツを自分から引き剥がせるだろうか…?と日々、頭を悩ましていた頼久だったがとある日、昼食中に珍しく満面の笑みでそう報告してきた千足に、思わず耳を疑った。 一瞬、暑さで頭やられたのではないかと柄にもなく心配してしまったが、信用するかといえば否! 聞き流すも同然で話を聴いていたが、後に起こる大事件のせいで、それが事実なのだと発覚してしまう。 帰宅時、突如現れた怪しげな団体様。千足を寄越せと強要してくる相手に、頼久は堂々と渡そうとした…が、千足は大反対!! 張りつく(誤字にあらず)千足を頼久が引き剥がそうとした瞬間、痺れをきらした団体様のリーダーに二人、頭を鷲掴まれ、途端に意識を失う。 気付けばソコは何の変鉄もない、いつもの帰宅路。 くっついていたはずの千足の存在抜かせば、本当にいつも通りの風景で。 さっきの出来事は夢か、と普通に家路に着く頼久。 次の日、普通に学校へと通えば、何故か千足の存在自体が無かったことにされている現状に気付き…!? なんやかんやあって結局、戻ってきた千足は、マジもんの大天使のようで。 多分話の流れ的に、大天使vs頼久になる可能性大。 あれだよ、千足に苦労してる頼久が書きたいだけの作者だよ…( ノД`)…
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