10人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな感じで掃除をしていると、
ピーンポーン、
岡部
「もしもし俺だ、機関の手がついにここまで伸びてきたようだ。あとのことは任せる。」
繋がってない電話に向かって話す岡部。
クリス
「はいはい妄想乙」
まゆり
「まゆしぃが出てくるね。」
そう言ってまゆりが玄関のドアを開けると、
???
「こ、こんにちはっ。」
ちょっぴり緊張した面持ちでやってきたのは、まゆりのクラスメートで柳林神社に住む漆原るかである。ラボにある巫女服は普段彼女が着ている(父親の趣味)ものだ。見た目は完全に美少女、喋り方や行動も可愛らしい…だが男だ。
まゆり
「いらっしゃい、るかくんトゥットゥルー♪」
クリス
「こんにちは漆原さん。」
クリスはルカのことを当初女だと思っており(ほとんどの人間がそう思うのだが)今でもたまに実は女なのではないか?と思うぐらいで、その度に女の自分に対して自信をなくしたりしている。
岡部
「ルカ子ではないか、今日はどうしたのだ?」
見た目が完全な女なので岡部はルカ子と呼んでいる。
ダル
「おールカ氏、今日は巫女服取りに来たん?」
最初のコメントを投稿しよう!