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クリス
「だめよ。」
クリスは即答する。
岡部
「なぜだ?」
クリス
「だって今年もコミマの衣装作るんでしょ?」
まゆり
「もちろん作るよ、コミマはまゆしぃの生きがいなのです。」
岡部
「生きがいか…」
まゆりの過去を知っている岡部はボソッと呟いた。
クリス
「ね、今年だけじゃないわ。来年もその後もずっとコミマはあるんだから、これじゃいつまで経っても掃除できないわ」
まゆり
「やっぱりまゆしぃのせいだよね…」
そう言って、まゆりはまたシュンとしてしまう。
クリス
「別にまゆりのせいじゃないわ、年末にできないなら今やればいいのよ。」
まゆり
「そっか~、それならまゆしぃも協力するよ。」
岡部
「この天才マッドサイエンティストの脳をリフレッシュさせるためにラボをリフレッシュさせるのもいいかもしれんな。よし、オペレーションクリーニングラボだ!」
クリス・ダル
「「まんま過ぎ」」
こうしてラボの大掃除が始まった。
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