casualmiracle

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犯人が捕まってないのなら尚更、藍沙の復讐がしたい。 会って、大切な人を奪った悲しみを、辛さをぶつけてやりたい。 『真地さん、俺…犯人一緒に探します。』 『神谷くん…何言ってるんだ。私たちが責任を持って絶対犯人を探し出す。だから君は安心して大丈夫だ。』 後ろをふと振り返ると藍沙はいない。 気を効かせて何処かにいっているのだろうか。 『でも、どうしても藍沙の気持ちを晴らしてあげたいんです。』 『君は本当に園澤藍沙が好きなんだね。』 『はい。』 『わかった。しかし条件が二つある。一つは危ない真似はしないこと。二つ目はもし犯人を突き止めたら絶対私に報告すること。いいか?』 『わかりました。』 『無茶はするなよ』 『はい。』 心配そうな顔で真地はそう言って帰っていった。
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