Prologue

6/7
前へ
/16ページ
次へ
‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 藍沙が…死んでしまった。 いや、正確に言えば 『殺された』 現場検証の結果、ここ最近の殺人事件と同一犯であると推測された。 やっぱり俺が迎えに行っていれば… 俺がちゃんと止めていれば… 「藍沙っ…」 目の前の藍沙は静かに眠っている このまま、目を覚まして 「謙斗、どうしたの?」 とかいつものように笑顔で言ってくれないかな?なんて思ってしまう。 俺はこれからどうすればいいんだろう。 藍沙がいない世界なんて、考えられない。謙斗は頭を抱えた。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加