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さっきも言ったが5歳を迎えた今日、俺は父さんと出掛けなければならない。
いわゆる魔力測定ってやつにだ。
今は測定場所であるギルドに馬車で向かっている最中
言っていなかったけど、俺は6大貴族のイェーガー家に生まれた
つまりは貴族様なのですよ。笑
「さて、グラウムよ。
魔力というものがどういうものかきちんと分かっているか?」
「はい、お父さん。
魔力とは魔術を発現する際の源です。
魔力自体には色や形はありませんが、魔術を発現されると属性と術式によって物質化や視認出来るようになります。
また、人間の体内には魔力を蓄える魔臓があり、今回測るのは魔蔵に蓄えられる魔力の最大許容値で、これが多ければ多い程魔術を発現できる回数が多くなります。
これでよろしいでしょうか?」
「うむ。」
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