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ずっとこの場所にいるわけにはいかない。
銃声で敵が集まってくるだろう。
敵がどのくらい周辺にいるかわからないが・・・
2人分の荷物はかなり重い。
だが食糧、水は多いほうがいい。
俺たちは無言で砂漠を歩き続けていた。
10分くらい歩いたころだろうか。
さっきまで砂で見えなかったが町のようなものが見えてきた。
人の姿はここからではよくわからない。
俺と清水はとりあえずそこで休憩することにした。
建物なら身を隠せるだろう。
敵が隠れている可能性もあるだろうが。
町に着いた時俺たちは驚愕した。
壁に貼られていた紙。
そこには漢字が書かれていた。
ひらがなは無い。つまりここはT国なのだろうか?
俺達T国に連れてこられたのか・・・?
清水が呟いた。
そうみたいですね・・・分かりませんけど。
T国の砂漠になぜこんなものが・・・
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