標的2~大怪盗団は高校生!?~

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「ゴメン、席立つね」 私はみんなに断って部屋を出た まぁ別室にいるとはいえ たくさんの刑事さんや多くの大人には慣れないものがあるし 大怪盗団が来ると言う事実も なんとなく信じがたい 廊下を進んでいたが 道に迷ってしまう まゆゆにそこへの行き方ぐらい聞いておくんだった だって周りは知らない大人ばっかりだし、 女子はそうこと聞くのは恥ずかしいし なーんて周りをキョロキョロしながら見ていたら 不自然な人を見付けた 「あれれ?」 どー見てもおかしい そりゃあ人がたくさんいるなか 一緒の方向に全員が進むっていう場面はそうそうない 今だってそうだ でも あの人だけは みんなとは逆のことをしていた そして私は気付いた その先に先程行った部屋があり そこには『鳳凰の尻尾』があることを
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