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ヤッホー
と言うか初めまして
俺は大島優斗
ここは?って?
普通に俺が通っている学校だよ?
え?勉強するのかって?
するわけないだろ!学校には女がいっぱいいるだろ!そいつらと遊ぶためにきてんの!
バコ!
「イッテーー!」
「優斗が変な妄想してっから」
俺を叩いたのは宮澤咲人
「別にしてねぇよ」
「いや、顔がニヤついていた」
そう言うのは高橋湊
2人とも俺の1コ下の後輩のくせして生意気だ
でもそれは俺にとっちゃあ嬉しい事だったりする
「キャーー!!王子さまたちよ」
「こっち見てーーー!!」
「カッコいいーー!!」
俺たちを見付けるなり
学校の生徒は皆そう叫ぶ
叫ばれるのは不快ではないが
毎日、毎日叫ばれると
不快に思ってしまう
「ったく、どいつもこいつも」
「ホント、俺らのどこがいいのか」
そう、俺らは王子さまと
叫ばれるような人物ではないのだ
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