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月が綺麗に輝き
その大きな大きな屋敷を照らしていた
ピーポーピーポー
赤いサイレンがその屋敷に詰めかける
「絶対に奪われるなよ!!」
そうちょっと肥えた刑事が部下の者たちに叫んでいた
「「はい!!」」
部下はその屋敷を埋め尽くすくらいいた
外の塀を完全に見張って
唯一の門は完全に閉ざされている
空ではヘリが騒音を鳴らして屋敷を照らす
なぜここまでの警備がとられているか?
それはこの屋敷に存在する宝
『龍の鱗』
と呼ばれる宝石を守るためであった
そう始まりは一通の手紙からであった
その手紙にはこう書かれていた
龍の鱗を戴きに参上します
○月○日午後7時に
守れるものなら守ってみせよ!
大怪盗団
「今日こそ大怪盗団の奴等に手錠をつけるのだ!」
またまた刑事が部下に叫んでいた
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