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量子力学
20世紀初頭、ドイツのベルリン大学やデンマークのコペンハーゲン学派の研究によって体系立てられた超微粒子(量子)力学。
その始まりは、マックス・プランクによる光量子説から端を発し、電子、光子が、それまで考えられていた「古典力学」では説明がつかない振る舞いをしている事から、新たな量子についての理論が必要となって、研究が進められた。
光子については、アルベルト・アインシュタインが E=hν という光はEというエネルギーを持った「粒」として記述した。(それでもνは波の振動数なので、「粒」=「波」というかなりおかしな理論となっている)
電子に関しては、ニールス・ボーアの量子論、W・ハイゼンベルグのマトリクス力学を経て、シュレディンガーによる方程式、ハイゼンベルグの不確定性理論により、長い論争に決着がついた。
この量子力学により、核分裂反応やエレクトロニクスの開発など、さまざまな技術が確立されていて、我々の生活に欠かせないものとなっている。
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