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中学1年生の冬休み前
3つ上のお兄ちゃんに呼ばれ
「公園のベンチで先輩が呼んでるぞ」
と言われ、公園に向かった
心の中は疑問で いっぱい
地元のヤンキーな先輩
私に何を聞きたいんだろ?って思ってた。
ベンチへ向かうと
寒そうにタバコを吸ってる先輩
息を切らせ
「こんにちは、お待たせしました。ごめんなさい」と言う私に
「ん?寒いねー…」
「はい…寒いです」
き き 緊張する!
何を聞かれるんだろう?
ずっと下をむいてた私に
「こっち向いて?」
先輩の方を向くと、私の手をとり
「好きなんだ。付き合ってくれないか?」
先輩の目は潤んでいて
とても優しい瞳をしてた…
ドキッっとし 下をむいてると
「返事、待ってる」と
私の頭をポンポンとし歩きだしてた
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