第一章 赤い炎

4/5
前へ
/5ページ
次へ
城下町まで、買い出しに行ったかえり、茶屋の店先に父様の大好きな草餅を見つけ、父様の喜ぶ顔を想像し、つい笑みがこぼれる。 『おばさん、草餅二つくださいな♪』 茶屋のおばさんは、草餅が好きなのかい? と、聞きながら一つおまけしとくよ。 と言い、三つの草餅を包んでくれた。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加