第一章 -カシウスを追って-

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「あっ!」 遭遇してしまったようだ。 「あいつら、あの時の」 「…遊撃士か」 下っ端2人とキール、ジョゼットが来た。 「空賊団カプア一家! 遊撃士協会の規約に基づきあなたたちを逮捕するわ!」 (この後、どんな感じだっケ?あまり覚えてないんだよナ。確か、人質がいるから戦闘しない筈-) その瞬間、空賊達の後ろから何か飛んできた。 ドオーンッ!! 壁に飛んできたものが当たったようだ。 (今のは、導力砲! そういえば一人だけ、人質無視して攻撃する人がいたっケ?) 「何やってんだキールよぉ そんな奴らここで殺しちまえばいいじゃねぇか」 「…ドルン兄」 (確か今、操られているんだっケ?) 「てめぇら例の遊撃士か 直接乗り込んで来るとはいい度胸だ」 ドルンが導力砲を撃とうとしている。 「待て兄貴!!」 キールが割り込んで止めた。 「場所を変えよう!ここで戦闘は無理だ!」 「そうだよドルン兄! ここには人質がいるんだよ!? こんなところで導力砲なんか使ったら…」 「ケガするってか? …それがどうした!? 身代金は手に入るんだ! 人質なんざお払い箱よ みんなまとめてあの世に送ってやるぜ!」 ドルンは攻撃を止めるつもりは無いようだ。
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