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ライとエステルと、こっそりと後ろからジョゼットが抜け道に入っていった。抜け道を通ったその先は倉庫だった。
(グノーシスで地形を把握していたから簡単に着いたナ)
「僕が案内出来るのはここまでだヨ。
それとさっきの質問だけど、お姉さんのお父さんは、ボースで船を降りていったヨ」
本当は見てないが場所は分かっているので言った。
「そうなんだ!よかった!えーと……」
「ライ・フローバニシュだヨ。呼び捨てでいいヨ」
「うん!ありがとう!ライ!あたしの名前はエステルよ!ライはみんなのところに戻っててね!」
そうしてエステルとこっそり抜け道を通っていたジョゼットを手を振って見送り、あるものを探し始めた。
「さて、黒の導力器みたいな物を探すかナ」
しばらく倉庫の荷物から、それらしき物を探し、見つけた後に元の大部屋に戻っていった。
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