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マーシア孤児院
テレサ院長と4人の子どもが暮らしている孤児院である。辺りはハーブで包まれている。
「素敵なハーブ園ですネ」
「ふふっ、テレサ先生という方が育てていらっしゃるんですよ」
何気ない会話をしながら、孤児院の中に入った。
「あら、クローゼいらっしゃい」
「こんにちはテレサ先生」
「あら?その子は?」
「初めましてテレサ先生!僕はライ・フローバニシュと言いまス。魔獣に襲われそうだったところをクローゼさんに助けてもらいましタ」
「さすがに1人にするのは危ないと思いましたので」
「そうだったの。よかったらお茶でも飲んでいって」
「あっ、私アップルパイ作ってきますね」
「ええッ!?いいんですカ!?」
「いいのよ。ゆっくりしていって」
それなら遠慮なくとライは頂くことにした
(あれ?何か忘れているようナ?)
それから少し後に気づくことになった。
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