プロローグ

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気づいた時には真っ白な部屋にいた。 部屋の中には椅子、テーブル、他にも本棚等が置いてある。 「ここはどこだろう?一体何があったんだっけ?」 一生懸命思い出そうとするが、何も思い出せない。 そんなときにこの真っ白な部屋には似合わない真っ黒な男が現れ、話しかけてきた。 「ようやく目が覚めたか」 「あなたは?」 「私はこの世界に来たものを転生している者。お前達の世界で言うのなら…神だ」 「えっ、神!?」 何を言っているんだこいつは?と思った。 「別にふざけている訳ではないぞ」 「それでは神様、ここは何処ですか?」 「ここは死んだ者の世界だ」 「死んだ者の世界!?」 (やっぱり変な奴だった) 「おい!今変な奴だと思っているだろう!」 「いや、そんなことはありませんよ、変な神様」 「…思ってないなら変なをつけるなよ」 とりあえず、話を戻すことにした。 「それで、何で僕は死んだんですか?」 「覚えていないのも無理はないだろう。お前は車に跳ねられさらに頭を強打したのだからな」 確かに、何も思い出せない所を思うとそういうことなのかもしれない。 さらに驚愕の事実を言ってきた
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