173人が本棚に入れています
本棚に追加
目が覚めた時に映った光景は、何かの実験施設のように見えた。
「目が覚めたか」
何処からか声がした。
誰だったっけ?
「私だ、神だ」
少しずつ思いだしてきた。確か真っ白な部屋にいて、神とか名乗ってる胡散臭い男にゲームの世界に転生させてやるとか言われたんだった。
「おい、言っておくがその台詞全部聞こえているからな」
(えっ!?それってプライバシーの侵害じゃない!?)
(まあそれはいいとして、ここは何処の世界で僕の人物設定はどんな感じですか?)
「そうだな、あまり時間も無いしさっさと話すとしよう」
「まずは、この世界についてだが…」
(勿体ぶらずに早く教えてくださいよ)
「空の軌跡の世界だ」
(えっ!?)
「どうした?ゲーム世界に転生しろと言ったのはお前だぞ」
(いや、神様のことだからてっきりもっと単純にド○クエとかにするかと思ったので)
「お前は、私のことを何だと思っているのだ…」
最初のコメントを投稿しよう!