1 静かな朝の大きな異変

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そして、そんな俺を注意するのは京谷 蘭(きょうたに らん) この世界では蘭はランと呼ばれる。 とはいうものの、言葉に発すると違いはない。 ちょっとかわいそうだ 「ハル!あんたあたしの悪口言った?そうでしょ!」 「げ…」 「ふん!あたしの力をナメないで欲しいわね」 「…まぁ、レベルは俺のが高いからな」 「…」 実際のレベルは俺が88でランが79。 結構な差だが、経験上その数値の違いは仕方ない。 俺のほうが半年ぐらい早かったからな。 でもって蘭って名前は女だが、実際性別は男である。 ホモというものでもないのだが、なぜか蘭は女口調なのだ。
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