数えうた

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一つ進めた 二人のつながり      三つ数えてふりむいた   四つの心の輪の中で 隠した想い告げるまで   五つの月が過ぎていた   六つめの夜の物語     七つめの月 間もなくの  明るく晴れた冬の日は   暮れていくのも早すぎる  八つの杯を飲み干して   九つの皿空けきった    灯火に二人の笑顔咲く   指さきからめた温もりを 抱いて眠る 密やかに   想い重ねるその日まで 数え待つのは十の日の夜
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