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おばあちゃんまでよかったねって言ってくれた…。複雑…だけど…おばあちゃんは私を嫌ってたわけじゃないのかなって気がして来た。昇司も喜んでくれたし。少し…少しだけ…心が軽くなった。
…私のお父さん生きてるんだ…
お母さんはどうなんだろう?なんでお父さんの事だけ?まだ聞きたい事はいっぱいあった。でも二人の嬉しそうな顔を見てたら言い出せなかった。
しばらく生まれてくる赤ちゃんの話を三人でして、おばあちゃんは帰って行った。
「愛深のばあちゃん。そんな悪そうな人じゃないんじゃない?」
「そうだね。」
「あー…そう思ってないでしょ?」
…図星だ…
「大丈夫!俺がいるから。幸せになろうね。」
そう言って昇司は飲み物を買いに行くと言って部屋を出た。
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