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リュウ:「カイ………」
ゴウ:「………」
カイの手には拳銃が握られ、銃口からは煙が出ていた。
カイ:「………」
警察は倒れ血を流している。
カイ:「俺…人を…」
カイの手から拳銃が落ちた。
カイ:「殺し…た…」
リュウ:「正当防衛だって、カイは悪くないよ!」
リュウは自分が人を殺した時にカイに言われた言葉をそのままカイに言う。
カイ:「そう…だよな…」
自分で自分を納得させようとするカイ。
ゴウ:「拳銃を向けられたんだ、こうするのが正しい」
カイ:「…なのかな…?」
リュウ:「とりあえず、早く帰ろうよ、外は危険だし」
ゴウ:「そうだな」
カイ:「いってぇ…」
カイの肩からはまだ血が流れている。
リュウ:「ちょっと待ってて」
リュウはファミマに売っている消毒とガーゼと包帯を取って(盗って)くる。
リュウ:「応急手当だけでもしておかないと」
リュウはカイの肩を見る。
リュウ:「弾は抜けてる見たいだね」
消毒をかける。
カイ:「いってぇ!!」
リュウ:「ごめん(>_<)我慢して(^^;」
消毒をかけ、ガーゼを貼り、包帯で巻く。
カイ:「サンキュ」
ゴウ:「リュウも盗人の心が芽生えてきたな( ̄ー ̄)」
リュウ:「変な言い方しないでよ(-_-;」
ゴウ:「フフフ」
リュウ:「あはは、よし、行こっか」
カイ:「おう」
ゴウ:「しばし待て」
リュウ:「?」
ゴウは転がっている拳銃と警察の手に握られていた拳銃を取った(盗った)
ゴウ:「もしもの時の為だ」
カイ:「そうだな」
リュウ:「うん、じゃぁ行こう」
ゴウ:「おう」
3人は家に帰る。
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