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リュウの部屋に戻り、一息つく。
リュウ:「あー疲れた、精神的に(-_-;」
ゴウ:「外出る時は神経ピリピリだな」
カイ:「お前はそんなふうには見えないけどな(笑)」
リュウ:「たしかに(笑)」
ゴウ:「そうでもないぞ( ̄Д ̄;」
部屋に盗品を並べる。
ゴウ:「結構盗ったな」
カイ:「たしかに」
リュウ:「これだけの量普通に買ったら中々高いな(^^;」
カイ:「あ!」
リュウ:「ん?」
ゴウ:「何事だ?」
カイ:「ケータイが無い!」
リュウ:「え!?」
ゴウ:「この部屋にあるだろ」
カイ:「ファミマでは持ってたよな…ちょっと鳴らしてみて」
リュウ:「あいよ」
リュウはカイのケータイに電話をかける
……………。
無音
ゴウ:「マナーモードにしてるか?」
カイ:「いや、してないはず」
リュウ:「てことは…」
カイ:「落とした…?」
冷や汗が出てくるカイ
カイ:「取りに行かなきゃ」
ゴウ:「また外出るのか?」
カイ:「しょうがねぇよ」
リュウ:「明日じゃだめなの?」
カイ:「大事なデータがある」
ゴウ:「そんなに大事なのか?」
カイ:「アカリとの思い出」
リュウ:「…」
ゴウ:「…」
一気にシラケる
カイ:「探し行ってくるゎ」
リュウ:「俺も行くよ」
ゴウ:「おな(同じくという意味)」
カイ:「いや、俺一人で行くよ、二人は待ってて」
リュウ:「でも…」
カイ:「バット借りるぞ」
ゴウ:「気をつけろよ?」
カイ:「おう」
カイはバットを片手に部屋を出る。
リュウ:「大丈夫かな…?」
ゴウ:「あいつならきっと平気だろ」
リュウ:「大丈夫なことを祈ろう」
ゴウ:「とりあえず、腹減ったから飯食おうぜ」
リュウ:「うん」
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