2章~パニック~

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美香「いっ、嫌だ!こないで!」 そう言いながら棒を振り回した。 吉田「突くんだ!美香!」 俺がとっさに言った。 美香「えっ?」 吉田「遠慮なんて要らない思いっきり突け?」 その間も、中山が襲ってきた。 中山「あぁぁぁあ…」 美香「いっ、いやぁぁ!やめて!」 って、言ってたのに美香の周りの空気が変わった。 美香「女だからって、舐めんなー!はぁぁぁぁ!」 中山「うがぁぁぁぁ…」 美香は突いて突いて突きまくって、最後に心臓をおもいっきり刺した。「どす」と鈍い音がひびいた。 吉田「よっしゃ!」 そう俺が言った瞬間、中山がまた動きだしたのだ。 中山「あ、あぁぁぁぁぁ!」 そう叫びながら、刺さったままで体を動かして美香を壁に叩きつけた。 美香「きゃあ!」 今井「美香!」 今井が出て行き中田に後ろから羽交い締めにした。 今井「美香!今のうちに抜け!」 美香「ええ!」 吉田「今井!はなれろ!」 今井「大丈夫。こんな奴俺なら?」 そういって、懐からスタンガンを、ぬいた。 「おら!」 バチチ! 中山は倒れた。
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