2章~パニック~

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~屋上~ 屋上にでてあいつらがいないことに俺は少しは安心した。 けど、今井は大丈夫なのか? おもいっきって聞いてみた。 吉田「今井、本当に大丈夫か?」 だが、反応がなかった。 吉田「おい、今井!」 今井「あっ、何?」 さっきから、今井だけ息が上がってる。俺の頭で不安がよぎった。 そのとき美香が、 美香「見て!街が!」 俺たちがみた街はもはや普通の街ではなかった。煙はあがっており 車が恐ろしいほど渋滞していた。 あげくには、 美香「ついさっきまでは、いつも通りだったのに!」 吉田「たった、数時間で街がこんなになっちまうなんて!」 吉田「うっ!」 美香「きゃあ!」 俺たちの上をブラックホークが飛んで行った。今井が素早く見て言った。 今井「あれは、自衛隊のヘリだ!」 美香「助けてー!」 今井「むだだ、近くにいない自衛隊が訳もなくたんではこない!なにか、特別な作戦があるんだろう。あれを見てもほうってるんだ!」 俺たちは今井が指差すところをみたが校庭はあいつらがあふれかえっていた。
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