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そこで、テレビをとめた。
吉田「世界中に奴らが…」
かんた「朝、ネットを覗いた時はいつも通りだったのに…」
美香「信じられない…たった数時間でこんなことに、絶対に安全なとこあるわよね…きっと、いつも通りに…」
まり「なるわけないわ。」
まりが、いった…
吉田「そんな言い方しなくても。。。」
まり「パンデミックなのよ…仕方ないじゃない。」
まりが少し小さく言った…
吉田「パンデミック?」
かんた「なんなんだ?パンデミックって?」
話についていけないかんたが聞いてきた。俺が答えることに。
吉田「感染爆発のことだよ。世界中で同じ病気が大流行してることだよ。」
かんた「インフルエンザみたいなものなのか?」
吉田「それも、そうだけど…1918年に起こったスペインカゼがまさしくそう。感染者が6億人ぐらい。
死者が5千万人以上になった。」
堀内「どっちかってと、14世紀の黒死病みたい。」
吉田「そんときは、ヨーロッパの3分の1は死んだ。」
まり「どうやったら、感染はとまるの?」
吉田「人が死にすぎると、だいたいは終わりだ。感染すべき物がなくなるから…」
かんた「だけど、奴ら動いて襲ってくるぜ。」
吉田「そう、感染が止まる理由はないんだ。」
堀内「脱出したあと、何処に逃げこむかが重要だな…とりあえず、チームを作ろう」
堀内「できる限り生き残りも拾おう」
吉田「ああ…」
美香「何処から出る?」
美鈴「駐車場には玄関を突っ走ったほうが近い。」
まり「そうだ!言い忘れていたけど、奴ら、音には敏感だから。」
吉田「そうか…いくぞ!」
おもいっきり、ドアを開けると、
3体奴らがいた。
まず、かんたが釘打ち銃で打ち。
俺が一人をぶっ飛ばした。
廊下で奴らに囲まれている人達が
いたから助けることにした。
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