3章~脱出~

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~玄関~ うわ、いっぱいいるよ。 どうしようかな? まり「奴らは音に反応するのよ。隠れなくても…」 吉田「じゃあ、やってくれよ…」 まり「うっ…」 まりが黙りこんだ。 はぁぁ…こうゆうとき、誰もいかないんだよな~。よし! 吉田「俺がいく…」 堀内「吉田は、ダメだ。俺が行く!」 堀内が、急に言ってきた。 吉田「いや、お前はみんなを守ってくれ。」 美香「吉田!ちゃんと戻ってきてね」 吉田「ああ!」 下に降りると奴らがいっぱいいた。みんなふらふら歩いていて、 こちらには、気づいていないようだ。なら!俺は床におちていた上履きも反対側のロッカーにおもいっきり投げた。バン!と、音が鳴り響き、奴らはそっちに行った。 その間に俺たちはそっと外にでようとした。だが… カァァァン! 音が響き渡った。さっき助けた奴の中にいたやつが、不審者を捕まえるやつの先が階段に当たった… 奴らが一斉にこちらに振り向いてきた。 吉田「走れ!」
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