2章~パニック~

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その、放送が終わってから、 学校にはおそらく始めてであろうほどの静寂が訪れた… そして、何秒かたったあとに静寂が終わった… 「きゃぁぁぁぁぁ!」 「うわぁぁぁぁ!」 「どけよ!」 校舎は、人で溢れかえった。 今井「屋上に行こう。救助が、くるまでたてこもるんだ。」 そして、俺たちは屋上へ向かった。だが… 屋上に続く橋を走っていると、 中山が、でてきた。 吉田「中山!お前大丈夫か?」 美香「いいよ、あんな奴!」 美香が、強い口調で言った。 吉田「どうしてだよ!」 今井「おい、二人ともあいつなんかおかしいぞ…」 今井が何かに感づいた。 俺にも、それは分かった… 吉田「やばいぞ!あいつ…」 中山「あああ…」 そう言いながら美香に近づいていった。
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